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米利上げ減速観測、台湾元が反発


ニュース 金融 作成日:2017年7月14日_記事番号:T00071687

米利上げ減速観測、台湾元が反発

 米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長がこのほど議会証言で、「今後数年は緩やかな追加利上げが適切」などと発言したことで、米国の利上げペースが減速するとの観測を呼び、13日の外国為替相場では、台湾元が反発。前日比0.105元の元高ドル安となる1ドル=30.385元で取引を終えた。半月ぶりの元高水準で、2営業日で台湾元は0.208元上昇した。14日付経済日報が報じた。

 市場関係者は「市場はFRBが利上げペースを減速させ、(金利政策で)ハト派に転じると受け取っている。トランプ大統領のロシア・コネクション疑惑もあり、市場はトランプ大統領による今年下半期の財政政策推進を楽観しておらず、米ドル安を招いた」と分析した。

 アジア太平洋通貨は軒並み上昇したが、13日の対米ドルでの上昇率は、オーストラリアドルが0.98%、韓国ウォンが0.77%だったのに対し、台湾元は0.35%と小幅だった。