ニュース 政治 作成日:2017年7月14日_記事番号:T00071691
行政院大陸委員会(陸委会)は、中国の▽省クラスの台湾弁公室関係者▽過去に非友好的な主張をしたシンクタンク学者──の台湾入境を禁止するとともに、中国の共産党、政府、軍関係者の台湾訪問を「慎重な審査対象」に含める方向で検討している。14日付工商時報が伝えた。
陸委会はメディアの照会に回答する形で、「陸委会は大陸住民の来台交流を歓迎する」とした上で、大陸の官僚が身分を偽ったり隠したり、ルールを守らなかったりするケースがあることを挙げ、「政府は国家の全体的利益を守るため、両岸(中台)交流の健全で秩序ある発展を促進し、こうした案件に対する審査を強化する」と説明した。
台湾側には中国が台湾側の政府関係者や学識者を選別的にしか受け入れないのに、台湾側は中国に門戸を開き過ぎで、中国政府の主張に沿った統一宣伝工作に利用されているとの指摘が存在した。
中国側の対台湾交流関係者は「党、政府、軍の身分を持つ人でも民間交流に従事し、両岸の理解を促進できる。蔡英文政権が血眼になって、党、政府、軍関係者の台湾訪問を禁止し、台湾の商工団体が招いた省クラスの訪問団も認可しないというならば、両岸対立を激化させるだけだ」と反発している。
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