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輸入車トヨタシエナ、最高26万元の大幅値下げ【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年7月17日_記事番号:T00071699

輸入車トヨタシエナ、最高26万元の大幅値下げ【表】

 トヨタの台湾総代理店、和泰汽車は14日、高級輸入ミニバン「トヨタ・シエナ」の販売価格を最高26万台湾元(約96万円)、11%以上引き下げると発表した。入門クラスで198万元からと、並行輸入車を下回る価格だ。欧州ブランドの輸入車が相次いで値下げを実施する中、消費者の関心を引き付ける狙いだ。15日付工商時報が報じた。

/date/2017/07/17/03sienna_2.png和泰汽車は、シエナは昨年7月の発売以来好評で、値下げでさらに競争力が高まると自信を示した(リリースより)

 欧州ブランドの多くは昨年下半期以降、為替相場での優位およびスケールメリットを生かし、モデルチェンジを通じて値下げを実施。台湾生産車やアジアの輸入車から市場シェアを奪っている。

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 最近になって日本ブランドも値下げに打って出ており、トヨタのほか、日産も輸入SUV「ジューク」の限定豪華モデルを定価より4万元安い89万9,000元で販売。マツダも輸入SUV(スポーツ用多目的車)「CX-3」2018年モデルの予約受け付けを11日に前倒しで開始し、オプション装備の先進安全技術「アイ・アクティブセンス」を無料で付け、下半期の購買意欲を刺激する考えだ。

 スバルが6月に発売したSUV「XV」は、価格を入門モデルで台湾生産車と同水準の95万元に抑えたことで発売後1カ月の販売台数が250台を突破した。