ニュース 金融 作成日:2017年7月17日_記事番号:T00071710
保険事業発展中心の統計によると、2016年の台湾の人口に対する生命保険契約件数の比率は240%と前年比6ポイント増加。1人当たり平均で2.4件の生命保険に加入していることが明らかとなった。人口に対する生保契約件数の比率は2008年に200%を突破してから、昨年まで8年連続で上昇しており、台湾市民にとって生保加入が一般化している状況が伺える。16日付経済日報が報じた。
また同統計によると、台湾における昨年の保険密度(人口1人当たりの保険料支出額)は13万9,000台湾元(約51万6,000円)で前年比約9,000元増加。うち生保が約13万3,000元を占めた。保険密度も12年に11万元を突破して以降、増加を続けている。
このほか15年の台湾の保険浸透率(GDPに対する保険料支出の比率)は18.97%で、英領ケイマン諸島に次いで世界2位となった。
生保業界関係者は、銀行の金利が1%余りまで低下する一方、保険期間6年の生命保険契約の投資利益率は年利2%を超えていることから、銀行預金よりも魅力を感じる消費者が多いと指摘した。
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