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台北ユニバーシアード、中国は個人競技のみ参加


ニュース 政治 作成日:2017年7月17日_記事番号:T00071715

台北ユニバーシアード、中国は個人競技のみ参加

 8月19日から台北市で開かれるユニバーシアード夏季大会に、中国が個人競技のみへの参加を決めたもようだ。ユニバーシアード組織委員会によると、選手110人を含む関係者180人の参加申請手続きを進めているという。中台関係の悪化を受けて、中国は5月の段階で団体競技への不参加を決定しており、個人競技を含めて完全にボイコットするのかどうか注目されていた。16日付中国時報などが報じた。

 同紙によると、中国の個人競技参加は、柯文哲台北市長が今月初めに行われた台北市と中国・上海市による都市間フォーラム「2017台北・上海双城論壇」で、「両岸(中台)は一つの家族だ」「運命共同体」などと発言したことが中国政府に好感されて決まったという。

 なお、中国の選手が開幕式と閉会式に参加するかについて、台北市政府秘書処大陸小組業務の董立文委員は、不測の問題が起きることを避けるため、09年に高雄市で行われたワールドゲームズ(五輪で採用されていない競技の国際大会)での例に倣い、参加を見合わせるとの見方を明らかにした。