ニュース 電子 作成日:2017年7月18日_記事番号:T00071724
液晶パネル大手、友達光電(AUO)は17日、第8.5世代パネル工場の生産能力拡大に向け、総額230億台湾元(約850億円)の協調融資(シンジケートローン)契約を結んだ。18日付工商時報が報じた。
銀行関係者によると、AUOは既存の第8.5世代工場で、大型化や生産量を追求するのでなく、中国メーカーの製品との差別化を図る方針だ。第8.5世代工場は第10世代工場と同じく65、70インチのテレビ用パネルを生産できる上、投資額は半分で済む。また、中小型パネルも第10世代工場より生産効率がよい。
AUOの協調融資には、台湾銀行を幹事行として20行が参加する。AUOは当初200億元を想定していたが、銀行各行から2.5倍に当たる500億元の融資意向が示された。返済期限は5年で、金利は年1.7~1.758%。
AUOへの協調融資は、銀行業界で今年最大規模の案件だ。昨年10月に米半導体メモリー大手、マイクロン・テクノロジーが華亜科技(イノテラ・メモリーズ)の完全子会社化に向け800億元を調達して以来の大型プロジェクトだ。
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