ニュース 電子 作成日:2017年7月18日_記事番号:T00071726
半導体とディスプレイ製造装置の世界最大手、米アプライド・マテリアルズ(AMAT)は17日、南部科学工業園区(南科)で台南製造センター新工場の着工式典を行った。同社にとって台湾2カ所目となるディスプレイ製造装置の製造センターだ。60インチ以上の大型テレビ市場が急成長し、スマートフォンへの有機EL(OLED)パネル搭載が増える中、同社は既存工場がフル稼働となっており、新工場建設で、第10世代以上や有機ELパネル製造装置の需要に応える。18日付工商時報が報じた。
アプライド・マテリアルズの新工場着工は、台湾ディスプレイ産業の展望を好感したものだ(17日=中央社)
台南製造センターは敷地面積5.1ヘクタール。投資額は30億台湾元(約110億円)。
アプライド・マテリアルズは、ディスプレイ技術はテレビ、モバイル端末から自動運転車、バーチャルリアリティー(仮想現実、VR)対応端末などに応用先が拡大していると説明した。
科技部の蘇芳慶政務次長は、南科は半導体、光電産業の集積地で、年産額は2兆3,700億元に上ると指摘した。アプライド・マテリアルズ、コーニング、スリーエム(3M)、住友化学など外資の投資額は累計249億元に達した。
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