台塑集団（台湾プラスチックグループ）は今年の賃上げ率を3.88%に決定した。過去16年で最高の賃上げ率だ。18日付経済日報が報じた。
賃上げは７月１日にさかのぼって実施する。台プラグループ従業員３万人余りの平均月給は2,000台湾元（約7,400円）上昇する。人件費は月6,000万～7,000万元増える。
台プラは６月中旬より賃上げの労使交渉を開始した。会社側は当初、賃上げ率3.5%に慰労金１万2,000元を上乗せする案も提示したが、労組側が2,000元以上の賃上げを望み、王文淵（ウィリアム・ウォン）総裁が最終決定した。
