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南僑、上海飲食チェーン参入を計画


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年5月2日_記事番号:T00007174

南僑、上海飲食チェーン参入を計画

 
 中台で外食事業を展開する南僑集団は、2010年に開かれる上海万博から誘致を受け、万博園区内に1,800万米ドルを投じてビアガーデン「宝莱納餐庁(Paulaner Brauhaus)」を出店する。陳飛龍同集団董事長は、「南僑の上海における飲食業の地盤を固めることができる」と語り、同集団が上海に展開する宝莱納、仙炙軒(焼肉)、浜江一号などの大型レストランに加え飲食チェーンにも参入する考えを示した。2日経済日報が報じた。

 陳董事長によると、同地区は万博終了後、領事館や外資系企業のオフィスが集まる上海で、最も高級な商業エリアとなり、流行発信基地の役割を果たす見込みだという。

 南僑が上海に「宝莱納餐庁」をオープンさせてからすでに11年が経過しており、現地では生ビールの代名詞的存在となっているという。

 今後南僑は、上海にデザート店、コーヒーショップなどのチェーン店を展開する方針だ。ただ陳董事長は、「あまり急がず、まず台湾で経験を積んだ後、上海にノウハウを移す」という考えを語った。