ニュース 政治 作成日:2017年7月18日_記事番号:T00071740
中国初の航空母艦「遼寧号」が先週香港から回航して台湾海峡を通過した際、米海軍がバーク級イージス艦を出動させて監視を行っていたことが分かった。米海軍が台湾海峡に入ることはまれで、中国を強くけん制する意図があったとみられる。18日付中国時報が報じた。
遼寧号は11日正午に香港を出港、12日午前2時40分に台湾の防空識別圏に入り、台湾海峡の中間線西側を北に向けて航行。13日午前2時に台湾海峡を出た。
台湾軍によると、米海軍はイージス艦で遼寧号の全行程を監視した他、原子力潜水艦も出動させて情報収集を行った。ただ、原子力潜水艦は台湾海峡には入らなかったもようだ。台湾軍もキッド級駆逐艦を海峡中間線の東側を航行させて遼寧号をマークした。
一方、中国は、遼寧号の台湾海峡通過に合わせて、爆撃機6機を、沖縄本島と宮古島の間の上空を通過するルートで台湾東海上を飛行させており、米海軍の動きをけん制する意図だった可能性がある。
遼寧号の台湾海峡通過は3回目で、台湾軍は毎回キッド級駆逐艦を展開して監視に当たっている。
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