ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

「老台北」蔡焜燦さん死去、90歳


ニュース 社会 作成日:2017年7月18日_記事番号:T00071742

「老台北」蔡焜燦さん死去、90歳

 司馬遼太郎の「街道をゆく 台湾紀行」に「老台北」として登場したことで知られ、長年日台交流に努めた蔡焜燦さんが17日午前5時ごろ、台北市内の自宅で死去した。90歳だった。自由時報(電子版)が伝えた。

 蔡さんは日本統治時代の1927(昭和2)年、現在の台中市清水区で生まれ、少年航空兵となり岐阜陸軍航空整備学校奈良教育隊に入隊、日本で終戦を迎えた。

 蔡さんは「愛日家」を自称し、2000年に日本で著書「台湾人と日本精神」を出版したほか、08年からは短歌同好会「台湾歌壇」の代表を務め、14年春には旭日双光章を受賞している。

 一方、蔡さんは実業家としても活躍。IC設計業者の偉詮電子(ウェルトレンド・セミコンダクター)を設立した。