ニュース 電子 作成日:2017年7月19日_記事番号:T00071751
GPU(グラフィックスプロセッサー)大手のエヌビディアは仮想通貨の採掘(マイニング)人気と人工知能(AI)需要の高まりを受け、GPU「Pascal(パスカル)」、SoC(システム・オン・チップ)「Parker(パーカー)」が供給不足となっているほか、プロセッサー「テグラT210」を搭載する任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」も販売好調で品切れとなっている。エヌビディアは5月中旬より台湾積体電路製造(TSMC)の16ナノメートル製造プロセスでの「パスカル」、「パーカー」、および20ナノでの「テグラT210」の生産量を増やし、7月より半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)、IC基板メーカーへの発注を拡大した。19日付工商時報が報じた。
エヌビディアの追加発注を受け、TSMCのほか、半導体封止・検査の矽品精密工業(SPIL)、京元電子(KYEC)、IC基板の景碩科技(キンサス・インターコネクト・テクノロジー)、半導体テスト用プローブカードの旺矽科技(MPI)などが恩恵を受けている。
証券会社によると、中でもKYECとキンサスはアップルの次期スマートフォン「iPhone8」向け出荷もあって、第3四半期の生産能力が予約で満杯となっており、両社は同期の売上高が大幅に成長する見込みだ。
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