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ラーガン、新工場用地を取得


ニュース 電子 作成日:2017年7月19日_記事番号:T00071755

ラーガン、新工場用地を取得

 スマートフォン用カメラレンズ世界最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)は18日、将来的な需要の増加に備え、台中工業区(台中市西屯区)に新工場用の用地(敷地面積4,195坪、建坪2,225坪)を10億3,600万台湾元(約38億円)で購入したと発表した。19日付経済日報が報じた。

 ラーガンは現在、台中市南屯区の本部に隣接する1万3,700坪の用地に約200億元を投じて新工場を建設中で、第4四半期に量産を開始する見通しとなっている。新たに購入した用地は本部から車で約15分の位置にあり、同地の新工場が完成すれば、同社が台中市に設置する工場棟は計10棟となる。

 なおスマホへのデュアルカメラ搭載率上昇を好感し、ラーガンの競合相手、カンタツ(本社・栃木県矢板市、阿久津肇寿社長)が生産能力を倍増させているほか、中国の舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)も今年末から来年にかけて50~60%の増産を進める計画だ。