ニュース 電子 作成日:2017年7月19日_記事番号:T00071757
宏達国際電子(HTC)は18日、同社初のバーチャルリアリティー(VR)映画『家在蘭若寺』を発表した。初の中国語VR映画をうたう。今年のベネチア国際映画祭のVR映画部門に出品しており、27日のノミネート発表待ちだ。19日付工商時報が報じた。
『家在蘭若寺』は病気の男が唯一の悩みの相談相手である魚の精霊と恋をするファンタジードラマで、全編55分。監督は『愛情万歳』などで有名な蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)氏。HTCが提供した24個のレンズ搭載の360度カメラで撮影した。
HTCの劉思銘VRコンテンツセンター副総経理は、同映画は今後、同社のVRコンテンツ配信サイト「Viveport」や美術館、映画館で視聴できるようになると説明した。
HTCは昨年9月にVRコンテンツセンターを設立。台北と上海に製作チームを抱え、年間3本のVR映画を製作する予定だ。また、IP(知的財産権)のライセンス取得も進めており、既に熊本県の人気キャラクター、くまモンの中台での使用権を取得。今後、VR展示会やVRライブ配信などを計画している。
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