台湾最大の食の見本市「2017台湾美食展」（台湾観光協会主催）が21日から24日まで台北世界貿易センター展示場１館（台北世貿一館）で行われる。主催者は昨年（16万人）を上回る20万人の来場を目標にしている。19日付工商時報が伝えた。
展示ブース数は820で、６つのゾーン、20のテーマ館に分かれる。企業ブースのほか、政府機関、地方自治体なども出展する。ホテルや外食企業は「激安価格」で販売競争を繰り広げる。
台湾観光協会の葉菊蘭会長は「美食は台湾観光の重要な財産であり、協会として美食をブランドとして広めていく」と述べたほか、海外向けＰＲも強化していく考えを示した。
会場では余った食材の有効活用を呼び掛け、シェフが「余り物メニュー」の調理を実演するなど趣向を凝らしたイベントも予定されている。
