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台北市の侵入窃盗被害率、文山区が最低


ニュース 社会 作成日:2017年7月19日_記事番号:T00071774

台北市の侵入窃盗被害率、文山区が最低

 台北市政府がまとめた2015年から17年4月までの市内の建築物に対する侵入窃盗被害率は0.134%で、1万戸当たり13.4戸が被害に遭ったことが分かった。最も数値が低いのは市南部にある文山区の0.095%で、同区は住宅1坪当たりの平均価格が45万6,000台湾元(約170万円)と市内平均の59万5,000元を2割以上下回っていることから、相対的に安全で住みやすいといえる。19日付工商時報が報じた。

 一方、窃盗被害率が最も高いのは中山区で0.191%、次いで万華区の0.167%だった。優美地産企研の葉立敏召集人は、中山区はさまざまな商業施設が集まり小型の賃貸物件が多いこと、万華区は西門町商圏など非住宅地域はさまざまな人が訪れることを窃盗被害の発生率が高い理由として挙げた。

 侵入窃盗被害が件数ベースで最も少なかったのは南港区の58件で、次いで大同区68件、信義区88件で、いずれも比較的安全な行政区といえる。