ニュース 電子 作成日:2017年7月20日_記事番号:T00071782
液晶ディスプレイ(LCD)ドライバICのパッケージング・テスティング(封止・検査)大手、頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)が中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)と戦略的提携を結ぶとの観測が出ている。チップボンドは19日、市場のうわさにはコメントできないと説明した。20日付工商時報が報じた。
市場観測では、BOEがチップボンドの中国子会社、頎中科技(チップモア・テクノロジー、江蘇省蘇州市)に出資するほか、BOEがLCDドライバICの封止・検査を全てチップボンドに発注するとみられている。
チップボンドは下半期の出荷が大幅に増加する見通しだ。アップルや華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などが下半期にスマホ新機種を投入すると予想される中、チップボンドは小型LCDドライバICの受注が急増している。また、タッチコントローラICとLCDドライバICの統合IC「TDDI」が普及する中、チップボンドは米シナプティクスと敦泰電子(フォーカルテック・システムズ)からTDDIを受注している。
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