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カルフール桃園八徳店、研華科技のスマートシステム導入


ニュース 電子 作成日:2017年7月20日_記事番号:T00071787

カルフール桃園八徳店、研華科技のスマートシステム導入

 産業用コンピューター最大手、研華科技(アドバンテック)は20日、量販店大手、家楽福(カルフール)の桃園八徳店に、来店客のビッグデータ分析などが可能なスマートソリューションを導入したと発表した。将来はカルフールの世界1万店への導入を目指す。20日付経済日報が報じた。

/date/2017/07/20/01advantech_2.jpgアドバンテック、インテル、カルフールが共同で、台湾初のスマート量販店を宣言した(アドバンテックリリースより)

 カルフールは昨年8月、アドバンテックの小売業者向けクラウド管理プラットフォーム「Uショップ+」によるスマートソリューション導入を決めた。アドバンテックの受注額は1,000万台湾元(約3,700万円)以上とみられる。

 桃園八徳店はモデル店舗として、「Uショップ+」の来店客分析システムで、店舗入り口に設置したカメラで来店客数を計測するほか、半年~1年後に蓄積したビッグデータをアドバンテックが分析し、ピーク時とオフピーク時を把握し、店内のスタッフ配置に役立てる。このほか、▽店内の空気環境測定システム▽店内放送管理▽Wi-Fiを利用した位置情報連動型広告サービス──などを導入する。

 カルフールの台湾にある101店にも既にアドバンテックの一部システムを導入している。