ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年7月20日_記事番号:T00071788
交通部の統計によると、上半期の電気自動車(EV)新車登録台数はわずか305台だった。長年推進してきたEV政策が依然結果を生んでおらず、自動車メーカーからは豪宅(高級住宅)以上にEVの購買意欲が低いと不満の声が出ている。20日付自由時報が報じた。
上半期のEV新車登録台数のうち、テスラ・モーターズが265台でシェア87%だった。日産自動車の「リーフ」は4台、裕隆集団の自社ブランド、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)の「ラクスジェン7 SUV EV+」もわずか4台だった。BMWの「i3」も年初の38万台湾元(約140万円)の値下げが需要を十分に刺激せず、わずか7台だった。
自動車メーカーは、消費者の多くがEVのバッテリー駆動時間、充電、実用性に疑問を抱いており、試乗を通じてEVへの理解を促さなければ販売台数は伸びないと指摘。また、テスラの入門モデル「モデルS」で288万~639万元、SUV(スポーツ用多目的車)「モデルX」で439万1,000元からと、EVが比較的高価であることも販売が伸びない理由の一つと説明した。
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