ニュース 金融 作成日:2017年7月20日_記事番号:T00071794
金融持ち株会社、永豊金融控股(シノパック・フィナンシャル・ホールディングス)が米国子会社のファーイースト・ナショナル・バンク(FENB)を不当に安く売却した疑いがあるとして、金融監督管理委員会(金管会)が7月末の金融検査で集中的に調査を進めたもようだ。20日付蘋果日報が伝えた。
永豊金はFENBを3億4,000万米ドルでキャセイ・バンクに売却したが、FENBの総資産は4億米ドルあったとされ、金管会は売却過程、価格査定、資産評価の3方面から売却が関連法規を満たしたものだったかどうかチェックを進めている。
永豊金は「取引価格は全て第三者の会計士による合理的な評価を経ている」と主張した。
金管会の呉桂茂検査局長は「年間検査計画に沿ったもので、永豊金に対して行ったのは通常の定例検査であって、特別な案件についてではない」と説明した。
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