ニュース 農林水産 作成日:2017年7月20日_記事番号:T00071797
米アラバマ州で11歳の牛1頭が非定型牛海綿状脳症(BSE、狂牛病)で死亡したが、台湾の衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は現時点で米国産牛肉の輸入政策に変更はないと説明した。20日付聯合報が伝えた。
TFDAは国際獣疫事務局(OIE)が米国のBSEリスクを見直していないため、政策を調整する予定はないとの立場だ。
世界ではこれまでに24カ国でBSEの発生記録があるが、うち台湾が現時点で輸入を認めているのは米国、カナダ産のみだ。TFDAによれば、台湾に昨年輸入された米国産牛肉は4万3,100トン、今年上半期は2万1,200トンだった。
ただ、高雄長庚紀念医院の陳順勝副院長は「直ちに輸入を中止し、米国側の病理学検査報告が示されるのを待って、解禁するかどうか検討すべきだ」と主張した。
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