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白物家電、大手3社が値上げへ


ニュース 家電 作成日:2008年5月2日_記事番号:T00007180

白物家電、大手3社が値上げへ

 
 2日付蘋果日報によると、原材料価格の上昇を受けて、大同、歌林(コリン)、東元電機(TECO)の家電大手3社が、冷蔵庫、洗濯機、クーラーの白物家電の価格を、遅くとも6月までに引き上げる。値上げ幅は約1割になると見込まれている。
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 歌林は新型クーラー価格を従来の3~5%、小売価格にして500~1,000台湾元(約1,700~3,400円)の引き上げを計画している。今年の台湾市場での販売は、昨年より2万台多い11万~12万台の水準を見込んでおり、インバーターエアコンの販売比率を昨年の40%から1割引き上げ、50%以上を目標にしている。

 同社は昨年、クーラーの売上高が約25億元で、売上高全体の20~30%を占めた。第1四半期の世界全体での販売台数は23万台で、目標の26万台には届かなかった。同社は原因として、米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題に伴う消費低迷を挙げている。