ニュース 家電 作成日:2017年7月21日_記事番号:T00071808
ソニーとLGエレクトロニクスは今年、外部へのテレビ生産委託を拡大する計画で、冠捷科技(TPVテクノロジー)が最も恩恵を受ける見通しだ。21日付工商時報が報じた。
ソニーとLGは、テレビの生産委託拡大で、価格競争力を向上させ、製品ラインアップを充実させることで、販売台数の成長を狙う。
ソニーの昨年の液晶テレビ販売台数は1,200万台未満だったが、今年の出荷目標は1,300万台だ。外部への生産委託比率は5割を超える見通しで、TPVと鴻海精密工業がそれぞれ300万台以上を受注するとみられる。
LGの昨年のテレビ出荷台数は約2,800万台で、今年は2,900万~2,950万台の出荷を目指す。外部への生産委託を300万~350万台に増やす計画で、主にTPV、中国の創維集団(スカイワース)、京東方視訊(BOEVT)が受注する見通しだ。
なお鴻海傘下のシャープは今年、テレビ出荷台数を1,000万台に倍増させる目標で、中国市場で500万台の販売を狙う。
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーは、鴻海の今年の液晶テレビ出荷台数は1,300万台へと55%増加すると予想した。
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