ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年7月21日_記事番号:T00071811
東元集団(TECO)が東南アジア市場向けに開発し、フィリピン・ルソン島のスービック湾に建設した工場で昨年末に量産を開始した5人乗り特殊電動三輪車がこのほど、同国の陸運局(LTO)から口頭で販売許可を獲得した。これにより年内の発売が可能となり、既に多くの納入先が確定していることから年間3,000台の販売が見込まれる。21日付工商時報が報じた。
TECOが開発した電動三輪車は、フル充電で最高速度50キロメートル、最長80キロの走行が可能となっているほか、スコールにより路上に水があふれやすい東南アジアの環境を考慮し、「IP55」クラスの防水・防塵性能を備えている。フィリピン以外でも注目を集めており、これまでマレーシア、タイ、インドネシア、インドなどからメディアが取材に訪れたそうだ。
このほかTECOがインド・グジャラート州に設置した小型モーター工場は今年年初に量産を開始。今年通年の生産台数は5万台に達する見通しだ。
なお同社の6月の連結売上高は前年同月比5.26%増の46億5,300万台湾元(約171億円)、上半期累計では前年同期比2.76%増の251億7,100万元だった。
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