ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年7月21日_記事番号:T00071812
三井金属鉱業は20日、台湾工場(台湾銅箔、南投県南投市)での高周波基板用銅箔(VSP)の月産能力を275トンへ、従来の175トンから増強することを決定したと発表した。
三井金属は、台湾工場の主力製品であるVSPは、サーバー、ルーター、基地局といった通信インフラ機器の高周波基板用として需要に応えてきたが、データ通信の高速化・大容量化を背景に昨年より販売量が大幅に増加したと説明。旺盛な需要に対応すべく、台湾工場の現有設備の一部改造と電解設備の新設によって生産能力増強を図り、2018年4月から順次稼働させる。
同社はVSP製品について、優れた表面平滑性と微細粗化処理により、高周波数帯におけるプリント基板の伝送損失低減に大きく寄与し、顧客から高い評価を得ていると説明。今後も安定した品質を維持し、十分な供給能力を確保していくとしている。
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