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液晶テレビのQ1浸透率、83%以上に


ニュース 電子 作成日:2008年5月2日_記事番号:T00007182

液晶テレビのQ1浸透率、83%以上に

 
 液晶テレビの第1四半期の台湾市場での浸透率は、83%以上に上り、 世界市場平均と比べると約2倍の高い数値となった。通年では90%を占めるとみられ、液晶テレビが完全に主流になっていることがうかがえる。2日付工商時報が報じた。

 第1四半期の家電市場では、液晶テレビのみが業界の予想以上に成長し、販売台数は25万1,500台を記録した。尾牙(忘年会)での需要や春節(旧正月)前の買い替え商機を狙い、台湾ソニーが昨年末、液晶テレビ「ブラビア」の販売価格を5,000~1万台湾元(約1万7,000~3万4,000円)引き下げたことを皮切りに、各社が値下げを行ったことなどが好調の理由と業界関係者はみている。

 家電大手各社によると、今年の台湾市場の規模は100万台。 声宝(サンポ)では、▽液晶テレビ、75万台▽プラズマテレビ、5万台▽従来型のブラウン管テレビ、20万台──と予測している。

 ブラウン管テレビは、商品認証が昨年末で期限切れとなり、生産が終了し、需要が急速に減少している。 プラズマテレビは数年前、液晶テレビに比べ同サイズで2割ほど安かったが、液晶テレビの値下げ競争で、徐々に価格差が近付いているという。