ニュース 電子 作成日:2017年7月24日_記事番号:T00071831
24日付経済日報によると、ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、米アップルのスマートフォン新機種「iPhone8」に搭載するプロセッサー「A11」の出荷を今週から本格化するようだ。サプライヤーによると、TSMCは6月11日に同プロセッサーの生産を開始したとみられる。
TSMCはコメントを控えているが、これまでの業績説明会で、「A11」が採用する10ナノメートル製造プロセス製品の売上高構成比が第3四半期は10%と前期の1%から大幅に上昇すると予測。また今期の連結売上高も前期比15~16.4%増との見通しを示していた。
なおiPhone8については重要部品の歩留まりが向上してないことから発売が遅れるとの観測も出ているが、サプライヤー各社の協力の下、ボトルネックは解消され、生産は予定通りに進んでいると経済日報は指摘している。ただ、有機EL(OLED)パネル搭載モデルなど一部製品については十分な量の出荷を確保できない可能性があるという。
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