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大同、エコエネルギー市場開拓に注力


ニュース 電子 作成日:2008年5月2日_記事番号:T00007184

大同、エコエネルギー市場開拓に注力

 
 大同集団は今年、傘下の尚志精密化学でリチウム電池用正極材料を発売するほか、下半期に発光ダイオード(LED)街灯5,000基出荷を目指す。さらに大同世界科技では燃料電池の研究開発(R&D)を進めており、これに緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)の太陽電池を加えると、同集団が今年、エコエネルギー産業での展開を積極的に進めていることが分かる。2日付蘋果日報が報じた。

 大同集団の林蔚山董事長は先日、「エコエネルギー産業における発展はかねてから同集団の目標とするところで、今年関連製品を相次いで発売する」と発言した。特にLED街灯では公共入札を積極的に狙うとしている。また燃料電池についても、年末までに研究開発の具体的成果を示すと語った。

 大同集団の第1四半期売上高は96億2,600万台湾元(約330億円)で、前年比0.99%のマイナスとなった。本業では損失が2億2,600万元となったが、昨年の4億3,700万元からは縮小した。昨年通年の売上高は年伸び率101%の2,314億元で、一昨年の106億元赤字から黒字転換を果たした。