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富邦金、テンセント孫会社に3割出資か


ニュース 金融 作成日:2017年7月24日_記事番号:T00071846

富邦金、テンセント孫会社に3割出資か

 業界関係者によると、金融持ち株会社、富邦金融控股は昨年9月、中国の保険子会社、富邦財産保険を通じて中国のインターネット企業、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)の孫会社、深圳騰富博投資に6,220万人民元(約10億円)を出資し、株式31.1%を取得していた。騰富博は今年1月に保険販売代理店の微民保険代理を設立し、インターネット保険販売の認可を申請している。認可取得後、富邦財産保険はテンセントのメッセンジャーアプリ「ウィーチャット(微信)」を活用して保険商品を販売する見通しだ。22日付蘋果日報が報じた。

 富邦金の蔡明興董事長は先週、テンセントと深圳市に合弁会社を設立し、富邦財産保険や他社の保険商品をウィーチャットなどで販売する構想を明かしていた。

 富邦金の騰富博への出資は、騰富博が実施した2億人民元の増資を引き受けたもの。これによりテンセントの騰富博の持ち株比率は57.8%に下がった。騰富博の董事、監事7席のうち2席を富邦金が保有しており、騰富博の総経理も富邦金が派遣しているようだ。