ニュース 金融 作成日:2017年7月24日_記事番号:T00071846
業界関係者によると、金融持ち株会社、富邦金融控股は昨年9月、中国の保険子会社、富邦財産保険を通じて中国のインターネット企業、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)の孫会社、深圳騰富博投資に6,220万人民元(約10億円)を出資し、株式31.1%を取得していた。騰富博は今年1月に保険販売代理店の微民保険代理を設立し、インターネット保険販売の認可を申請している。認可取得後、富邦財産保険はテンセントのメッセンジャーアプリ「ウィーチャット(微信)」を活用して保険商品を販売する見通しだ。22日付蘋果日報が報じた。
富邦金の蔡明興董事長は先週、テンセントと深圳市に合弁会社を設立し、富邦財産保険や他社の保険商品をウィーチャットなどで販売する構想を明かしていた。
富邦金の騰富博への出資は、騰富博が実施した2億人民元の増資を引き受けたもの。これによりテンセントの騰富博の持ち株比率は57.8%に下がった。騰富博の董事、監事7席のうち2席を富邦金が保有しており、騰富博の総経理も富邦金が派遣しているようだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722