ニュース 公益 作成日:2017年7月24日_記事番号:T00071849
台湾電力(台電、TPC)第3原子力発電所(屏東県恒春鎮)の2号機で23日、原子炉が緊急停止するトラブルがあり、今週は電力の供給予備量が26、27の両日に今年最低の94万7,000キロワット、供給予備率が2.62%まで低下するなど電力需給の逼迫(ひっぱく)が予想される。24日付聯合報が伝えた。
TPCは、供給予備量の低下に伴い市民への節電の協力を呼び掛けている(23日=中央社)
トラブルが起きたのは23日午前1時10分ごろで、原子炉冷却設備につながるモーターケーブルに異常が生じ、冷却水ポンプ1台が使えなくなったため、原子炉が緊急停止した。放射能漏れはなかった。
TPCでは同日のうちに点検修理を終え、再稼働申請を提出。行政院原子能(原子力)委員会の同意を待って、原子炉を速やかに再稼働する構えだ。
供給予備量は90万キロワットを下回ると電力供給制限警戒段階の「赤」警報レベルとなる。TPCでは電力消費のピーク時間帯に火力発電所や民間発電業者を総動員して、発電量を確保する方針だ。
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