ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ネット電話から携帯への通話、中華電信に価格決定権認めず


ニュース 電子 作成日:2008年5月2日_記事番号:T00007185

ネット電話から携帯への通話、中華電信に価格決定権認めず

 
 国家通訊伝播委員会(NCC)は1日、中華電信がインターネット電話市場への参入を計画していることについて、番号が「070」で始まるインターネット電話から携帯電話への通話料の決定権を2010年まで中華電信側に認めないことを決めた。中華電信の参入が携帯電話業者の業績に大きく影響することを防ぐことが目的で、通話料収入は携帯電話業者から中華電信に分配する形を取る。2日付経済日報が伝えた。

 固定電話から携帯電話への通話料は、2011年から発信側に帰属する方式が導入される。しかし、中華電信にインターネット電話の料金決定権を認めた場合、同方式による課金を繰り上げて認めるに等しいため、2010年までは通話料をこれまでと同様、着信側の携帯電話業者の帰属とすることにした。

 NCCは同日、中華電信に対し3万回線分のインターネット電話番号割り当てを認めた。