ニュース 電子 作成日:2017年7月25日_記事番号:T00071858
半導体メモリー大手、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)が24日発表した第2四半期の純利益は6億1,600万台湾元(約22億円)で、前期の3倍以上に拡大した。4四半期連続の黒字だ。25日付経済日報が報じた。
第2四半期の連結売上高は65億6,300万元で前期比0.7%減だった。粗利益率は34%と前期比7ポイント上昇し、過去22四半期の最高だった。盧志遠総経理は、製品価格の上昇が主因と説明した。
盧総経理は、下半期のNOR型、NAND型フラッシュメモリー価格の上昇幅は上半期を上回ると予想した。両製品とも来年まで品不足が続く見通しで、ROMも下半期が需要期だと指摘した。
マクロニクスは12インチウエハー工場の生産効率を高め、月産能力を4,800枚増やす計画だ。このため、今年の設備投資額を17億8,500万元追加し、40億元に拡大する。
盧総経理は、12インチ工場は今後、▽回路線幅55ナノメートルの大容量NOR型フラッシュメモリー▽36ナノNAND型フラッシュメモリー▽19ナノ3次元(3D)ROM、3次元NAND型フラッシュメモリー──の生産を中心とし、これまでの75ナノNOR型フラッシュメモリーの生産は8インチ工場に移転すると説明した。
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