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茂徳の増資、エルピーダの10%出資が確定か


ニュース 電子 作成日:2008年5月2日_記事番号:T00007186

茂徳の増資、エルピーダの10%出資が確定か


 電子時報は2日、メモリ業者の話として、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)が先日発表した100億台湾元(約340億円)を超える株主割当増資案にエルピーダメモリが応じ、戦略的提携関係を結ぶことが確定したと報じた。

 茂徳の陳民良董事長は、この増資案に対し、「5月8日の業績説明会で良い報告ができるようにしたい」と語った。茂徳増資案の100億元すべてをエルピーダが出資するとすれば、持ち株比率は10%を超えるとみられる。

 業界関係者によると、両社の提携には2つの方式が考えられる。一つはエルピーダが茂徳に出資し、生産能力を共有するという方法で、もう一つは、エルピーダの出資後、茂徳の中部科学園区(中科)工場を独立させ、新会社を設立するというものだ。

 南亜科技はキモンダ陣営から離れて米半導体大手のマイクロン・テクノロジーとの提携を既に正式発表しており、エルピーダと茂徳の提携が実現すればDRAM業界の再編が完成に向かうとみられる。