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宝佳機構の董事長長男、皇普建設を買収


ニュース 建設 作成日:2017年7月25日_記事番号:T00071869

宝佳機構の董事長長男、皇普建設を買収

 台湾最大の建築会社、宝佳機構の林陳海董事長の長男、林家宏氏が、桃園市の興展建設および新理想広告(ネオビジョン・アドバタイズメント)の代表者らと共同で、皇普建設(クラウェル・デベロップメント)の株式51%を公開買い付け(TOB)で取得した。早ければ9~10月に予定する皇普建設の役員改選で経営権を取得し、建設・販売の一貫モデルで大台北地区(台北市、新北市、基隆市)と桃園市の住宅市場を開拓する計画とされる。25日付経済日報が報じた。

 ただ業界では、建設会社の上場は困難なため、非上場企業の宝佳機構が上場企業の皇普建設を買収することで、実質的な「上場」を果たすのが狙いとの声が出ている。

 こうした声に対し、新理想広告の代表者である葉清宗氏は、今回の買収は宝佳機構や林董事長と無関係であり、建設と販売の一体化が目的と強調した。