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6月工業生産指数、同月の過去最高【図】


ニュース その他製造 作成日:2017年7月25日_記事番号:T00071876

6月工業生産指数、同月の過去最高【図】

 経済部統計処が24日発表した6月の工業生産指数は111.35ポイントで前年同月比3.14%上昇し、同月としての過去最高だった。工業生産指数のうち構成比が最も高い製造業生産指数は113.01ポイントで3.6%上昇した。14カ月連続のプラス成長だ。25日付工商時報が報じた。

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 製造業生産指数の電子部品業は138.15ポイントと前年同月比4.57%上昇し、同月の過去最高だった。うち半導体業が9.22%上昇、液晶パネルと部品業が10.39%上昇した。統計処の王淑娟副処長は、半導体や大型パネル需要が強かったと指摘した。下半期は中国の液晶パネルメーカーによる増産の影響を受けるものの、台湾メーカーは技術の優位性、セグメンテーション(市場細分化)が奏功し、成長が続くと予測した。

 製造業生産指数の化学材料業も110.83ポイントと前年同月比4.01%上昇し、同月の過去最高だった。機械設備業は10.8%上昇した。

 コンピューター・電子製品・光学製品業は0.04%下落と、下落率が縮小した。王副処長は、台湾生産の新型携帯電話が予想以上に好評で、来月はプラス成長に転じると予測した。このほか、▽ベースメタル業、5.72%下落▽自動車と部品業、5.16%下落──も下落した。

 上半期の工業生産指数は106.24ポイントで前年同期比3.24%上昇、製造業生産指数は108.2ポイントで4.65%上昇した。過去3年で最大の上昇率だった。