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次世代iPhone、鴻海鄭州工場で生産開始か


ニュース 電子 作成日:2017年7月26日_記事番号:T00071886

次世代iPhone、鴻海鄭州工場で生産開始か

 ハイテク関連のブロクによると、鴻海精密工業は中国河南省の鄭州工場でアップルの次世代スマートフォンiPhone7s、iPhone7sプラス、iPhone8の3モデルの試験生産を開始した。日産量は200台。26日付経済日報などが報じた。

 ブロクで情報をリークしたベンジャミン・ジェスキン氏によると、3モデルの生産開始により、iPhone8発売は遅延しない見通しだ。指紋認証機能はディスプレイの下に位置するとも指摘した。

 鴻海はノーコメントだ。鴻海はアップルのiPhone10周年モデル、有機EL(OLED)パネル搭載のiPhone8の9割以上を受注しているとされる。

 市場では、アップルは例年9月上旬に新型iPhoneを発表し、同月中に発売するが、iPhone10周年モデルは技術や材質の大幅な変更で良品率が上がらず、9月の発売は困難とみられていた。ただ、モルガン・スタンレーはiPhone8も9月中に発売するものの、出荷予測は200万台と、従来予測の900万台から引き下げ、10月末~11月初旬に量産が軌道に乗ると予測した。

 アップル製品の動向把握で定評のある凱基証券(KGI)の郭明錤アナリストは、今年下半期のiPhone出荷台数は3モデルで8,000万~8,500万台、うち半分が有機EL搭載モデルと予測した。