ニュース 商業・サービス 作成日:2017年7月26日_記事番号:T00071894
高雄市、台南市、屏東県、澎湖県の南部4県市の県市長が8月7日から13日まで東京を訪れ、南部の観光宣伝に取り組む。北部にとどまる日本人観光客を南部に呼び込むことが狙いで、「南部イン、南部アウト」の4泊5日のパッケージツアーもアピールする。26日付聯合報が報じた。
昨年台湾を訪れた日本人観光客は延べ189万人で、前年の162万人から17%増加した。ただ、高雄市旅行商業同業公会では、「ツアーも個人旅行者も北部が多く、南部は比較的少ない」とみている。
南部観光のてこ入れの動きに合わせて、台東県でも観光ホテル5軒が、台中や高雄のホテル10軒と「台湾特色飯店聯盟」を立ち上げ、8月31日まで、部屋数限定で宿泊料金を18%引きキャンペーンを打ち出した。
「特色飯店」の各ホテルでは、新規会員向けに9月末まで朝食の無料サービスも行う(25日=中央社)
キャンペーンに参加している台東凱旋星酒店の李数奼董事長は「夏休みは本来ハイシーズンだが、今年は売り上げが半減している」と苦境を訴えた。その原因として、中国人観光客の減少の他、週休2日制(一例一休)でサラリーパーソンの残業代が減ったこと、および年金改革で軍人・公務員・教職員への優遇がなくなることへの不安心理を挙げ、「全てが観光市場の不振に影響している」と指摘した。
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