ニュース 金融 作成日:2017年7月26日_記事番号:T00071898
金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、生命保険業界の上半期の為替差損は1,030億台湾元(約3,700億円)に上った。1~5月に台湾元の対米ドルレートが6.7%以上上昇し、970億元の為替差損が出たことが主因だ。26日付工商時報が報じた。
台湾元の対米ドルレートは6月に1%以上下落したが、生保業界の同月の為替差損は60億元に上った。6月は為替ヘッジなしの場合で為替差益が939億元に達したが、一部の企業が為替ヘッジを増やし、計948億元の為替差損が出た上、「外国為替価格変動準備金」を51億元積み増したためだ。
ただ、6月より株式配当金が入金され始めた上、生保大手が含み益の実現を進めたことで、生保業界の6月の税引き前利益は237億元と今年最高となった。上半期の税引き前利益は290億元で前年同期比37%減少した。
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