ニュース 政治 作成日:2017年7月26日_記事番号:T00071901
国防部の陳中吉報道官は、最近台湾周辺で頻度が増している中国軍機による飛行訓練について、「中国軍の航空機や艦船の台湾海峡中間線以西や宮古海峡などの公海での航行は常態化するのではないか」との認識を示した。26日付蘋果日報が伝えた。
中国軍の爆撃機H6(轟6)は6日間に3回にわたり、台湾の防空識別圏に接近した。2回はH6が4機編隊で台湾東部沖を飛行。25日には同1機が台湾海峡中間線の西側を南から北に向けて飛行した。
中台情勢に詳しい専門家は「中国の人民解放軍建軍記念日(8月1日)や中国共産党第19回全国代表大会(党大会)を控え、解放軍は弱腰と見られることを嫌い、台湾周辺の飛行を増やしているのではないか」と述べた。
軍事情報サイト「軍情と航空」の編集長、施孝瑋氏は「中国海軍の空母『遼寧』が台湾海峡を通過した際、米イージス艦による監視を受けた。中国軍は最近遠洋演習を集中実施しており、米国に武力をアピールしている。米国に対抗する意図があるのではないか」と分析した。
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