ニュース 電子 作成日:2017年7月27日_記事番号:T00071909
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)の王石共同執行長は26日、第3~4四半期に28ナノメートルHKMG(高誘電率膜・金属ゲート)製造プロセスによる生産を縮小する一方で、改良版28ナノHPC(High Performance Compact)およびHPCプラス製造プロセスを準備中で、3~4四半期後に導入すると語った。27日付電子時報が報じた。
王共同執行長は、HKMGプロセス縮小は顧客の製品戦略見直しが主因などと説明した。業界では、この顧客はクアルコムを指し、改良版プロセス導入で受注を獲得するとみられている。
このほかUMCは、早ければ2018年に22ナノULP(超低消費電力)プロセスを導入する予定だ。
UMCが26日発表した第2四半期連結売上高は前期比0.3%増、前年同期比1.5%増の375億3,800万台湾元(約1,380億円)だった。粗利益率は前期比1.9ポイント低下し18%。営業利益は前期比21.7%増、前年同期比31.9%減の16億6,800万元で、純利益は前期比8.2%減、前年同期比18.7%減の20億9,900万元だった。
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