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信義房屋、マレーシア子会社開業


ニュース 建設 作成日:2017年7月27日_記事番号:T00071919

信義房屋、マレーシア子会社開業

 不動産仲介大手、信義房屋は26日、マレーシアのクアラルンプールで同国子会社を開業した。中国、日本に続く海外3カ国目の拠点だ。周俊吉董事長は、取引の安全性、外資受け入れ度、経済見通しを考慮しての進出で、マレーシア市場開拓後、東南アジアの他の国への進出も検討すると表明した。27日付工商時報が報じた。

/date/2017/07/27/10shinyi_2.jpg周俊吉・信義房屋董事長。近年、外国人にとって物件購入のハードルが上がったとはいえ、マレーシアは依然魅力的な投資先だ。台湾人にとって、北京語や台湾語が一定程度通じることもメリットだ(同社リリースより)

 クアラルンプール子会社の李杰峰総経理は、外国人はマレーシアで100万リンギット(約2,600万円)以上の物件であれば取得できると説明。同社は現在3件の新築物件を抱えており、価格は1戸当たり1,000万~2,000万台湾元(約3,700万~7,300万円)。過去1年の台湾人顧客との成約戸数は55戸、総額7億元以上に達している。年内にさらに5~8件の新築物件を手掛ける目標だ。

 マレーシア子会社は中古住宅31件も扱っている。李総経理は、同社の従業員は10人で、1人当たり毎月1件を成約できれば、早ければ来年マレーシアに2カ所目の拠点を設立すると表明した。