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セブンのクレカ決済、国泰世華銀が初年度独占【表】


ニュース 金融 作成日:2017年7月27日_記事番号:T00071922

セブンのクレカ決済、国泰世華銀が初年度独占【表】

 国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)は、来年より本格的にクレジットカード支払いの受け付けを開始するコンビニエンスストア最大手、セブン-イレブンの初年度の独占提携銀行に選ばれた。国泰世華銀はクレジットカード利用額が年間100億台湾元(約360憶円)増え、利用額首位の座を固められる見通しだ。同行はセブン-イレブンと決済代行業務契約も交わしており、決済代行市場でのシェア拡大も期待できる。27日付経済日報が報じた。

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 セブン-イレブンは台湾全土5,000店以上にクレジットカード専用の決済端末機を設置する計画で、既に店舗でテストを行っている。来年は国泰世華銀のクレジットカードのみ使用できるが、翌年からは接触型電子マネーカード「icash2.0」提携銀行10行のクレジットカードでの支払いも可能となる見通しだ。

 一方、国泰世華銀とセブン-イレブンからの受注を争っていた中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)は、確定申告シーズンに高い還元率を打ち出し、6月のクレジットカード利用額が548億3,700万元とクレジットカード発行銀行の単月利用額として過去最高を記録するなど、利用額首位の座の奪回を図っている。