ニュース 農林水産 作成日:2017年7月27日_記事番号:T00071923
廃棄物処理業者、宇鴻科技のごみ焼却場を原因とする土壌汚染が問題になった桃園市で、汚染を理由に栽培が中止された農地以外でも土壌から高濃度の銅が検出された。有力週刊誌「壱週刊」が報じた。
宇鴻科技はごみ焼却炉の残留物を農業用水の水源として使用されるため池の滲眉埤に排出し、深刻な重金属汚染を招いた。滲眉埤は桃園市の大園区と蘆竹区の境界に位置している。ごみ焼却場は2015年に操業停止を命じられ、汚染が確認された滲眉埤周辺の農地では作物栽培が禁止された。
同誌はこれまで作物栽培が禁止されていなかった水田で土壌の銅濃度を測定したところ、1キログラム当たり300~2,300ミリグラムの銅が検出された。測定結果は基準値の200ミリグラムを大幅に上回るもので、汚染区域が拡大していることを示している。
桃園市政府環境保護局は「測定対象の農地は汚染農地として公示されている区域ではないが、サンプル検査を行い、作物に基準を超える重金属が含まれていれば廃棄しなければならない」と説明した。
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