ニュース 電子 作成日:2017年7月28日_記事番号:T00071938
金属筐体最大手の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)は27日、台南市の永康科技工業区に建設した新工場が竣工し、運用を開始した。同社にとって台湾で3カ所目、最大の生産拠点で、台湾での生産能力が倍増する。28日付経済日報が報じた。
頼清徳台南市長(左4)は式典あいさつで、キャッチャーは16年売上高800億元と、設立から33年で4,000倍に伸ばし、台南の成功企業の代表例だとたたえた(台南市政府経済発展局リリースより)
新工場は今後、新たな素材や新技術、応用製品の開発に向け、研究開発(R&D)部門を大幅に拡充する計画で、就業機会1,000件以上を創出する見通しだ。
キャッチャーは今年、既に67億9,000万台湾元(約250億円)の設備投資を行っており、通年では100億元を突破すると見込まれる。
下半期に発売が見込まれるアップルのスマートフォン次世代機種、iPhone8には従来の金属筐体ではなくガラス筐体が採用されるとの観測が出ている。ただ、金属製ベゼルとの組み合わせにより技術的な難易度が高まるため、かえってキャッチャーの重要性が増すとみられている。
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