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「AI応用開発の人材育成を」=TSMC董事長


ニュース 電子 作成日:2017年7月28日_記事番号:T00071940

「AI応用開発の人材育成を」=TSMC董事長

 林全行政院長が27日にハイテク業界の有力者らを招いて開催した科技会報(BOST)で、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀(モリス・チャン)董事長は、台湾が人工知能(AI)の発展に取り組むのは素晴らしいことだが、技術開発で海外の大手企業に追い付けない恐れがあるとして、AIの応用に注力すべきと提言した。その上で、台湾の利益を最大化するため、特にAIの応用開発を担う人材を育成すべきと訴えた。28日付工商時報が報じた。

 このほか何美玥元経済部長は、AIの応用開発で成果を挙げるには衛生福利部(衛福部)、交通部、農業委員会(農委会)など各部会が共同で取り組むべきだと提言。さらに、サービス業へのAI応用も支援すべきだと話した。

 林行政院長は、各提言を9月末に策定予定の「加速智慧技術産業発展行動計画(スマート技術・産業発展の加速に向けた行動計画)」に盛り込むと表明した。