ニュース 金融 作成日:2017年7月28日_記事番号:T00071949
スタンダードチャータード銀行(渣打国際商業銀行)は27日、新竹県の新埔支店と桃園支店を閉鎖し、近くの支店に統合すると明らかにした。閉鎖時期は9月初めとみられる。同行は、価値の高い顧客と成長率の高い都市に集中するため、支店の統合によって経営効率を高め、より充実したデジタル金融サービスを顧客に提供する目的と説明した。28日付経済日報が報じた。
両支店の閉鎖により同行の台湾支店は72店となるが、台湾の外資系銀行としては依然最多だ。
スタンチャート銀は林遠棟総経理が今年就任して以降、収益の大きい資産家や中小企業の経営者をターゲットとしたデジタル専業銀行を目標に、桃園、新竹、苗栗地域を中心とした支店のスリム化を進めている。
業界関係者は、同行は新竹科学工業園区(竹科)と桃園市の亀山工業区に進出する企業向け金融サービスの商機を見込み、2007年に桃園、新竹、苗栗地域を主な拠点とする新竹商業銀行を買収したが、フィンテックの普及により重要性が低下した同地域の支店が重荷になっていたと指摘した。
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