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台風9号、花蓮・台東に警報発令


ニュース 社会 作成日:2017年7月28日_記事番号:T00071957

台風9号、花蓮・台東に警報発令

 中央気象局は28日午後2時半、台風9号(アジア名・ネサット)の接近に伴い、花蓮と台東(離島を含む)の両地域に警報を発令した。

/date/2017/07/28/18typhoon_2.jpg同様のコースを通った中度(強い~非常に強い)勢力の台風としては2014年の台風10号(アジア名・マットゥモ)があり、その際は鉄道や道路が寸断、6億台湾元(約22億円)の農業被害が出た(中央気象局サイトより)

 台風9号は中心気圧980ヘクトパスカルで、半径150キロメートルの範囲で風速15メートル前後の風が吹いている。午後2時現在、花蓮の東南約510キロメートルの海上を時速16キロメートルで西北に向かって進んでおり、29日の午後に花蓮から台東にかけての東部に上陸。台湾を横断して30日の日中に中部から台湾海峡に抜ける見通しだ。28日夜から29日朝にかけて中度(強い~非常に強い)に勢力を強めるとみられる。

 既にバシー海峡の一部が暴風圏に入っており、東部は29日から激しい雨と風に見舞われ、台風が西南からの湿った気流を呼び込むため、中南部でも激しい雨が観測される予測だ。北部は雨の勢いは弱いものの、強い風が吹くとみられる。影響は週明け31日まで続く見通しだ。