ニュース 商業・サービス 作成日:2017年7月31日_記事番号:T00071962
高雄市の漢神百貨(漢神デパートメントストア)と漢神巨蛋購物広場(漢神アリーナショッピングプラザ)は29日、高雄市政府が台風を理由に公共機関を休みにする「停班」の措置を取れば両店も休業するとして、同日の営業を午後6時に休止したほか、30日は全日休業とした。百貨店業界で初めて台風による臨時休業の判断基準を打ち出し、ネットユーザーから従業員の安全を考慮した良識ある企業と評価された。31日付自由時報などが報じた。
また、高雄市の統一夢時代購物中心(ドリームモール)も30日、高雄市政府による全日の「停班」措置に合わせ、全日休業とした。
ただ、高雄市では予測に反して30日午前に晴れ間が見られ、前日に30日の休業を発表していた新光三越百貨、義大世界(E-DAワールド)、大魯閣草衙道(タロコパーク)は急きょ従業員の出勤を命じたため、従業員の安全でなく利益だけを考えていると批判された。
また、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)は30日を通常営業とした。
なお、高雄市政府は31日も全日の「停班」措置を取ったが、漢神百貨と漢神アリーナは全日休業とせず、正午12時からと通常より遅れての開業を決めた。高雄市政府が「停班」措置を取った理由が台風でなく、豪雨だったからだという。
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