ニュース 電子 作成日:2017年7月31日_記事番号:T00071965
鴻海科技集団(フォックスコン)はこのほど、産業用オートメーションの大手、米ロックウェル・オートメーションと、スマートマニュファクチャリング(スマート製造)分野で提携を結んだ。双方は今後、鴻海が米ウィスコンシン州に8K液晶パネル工場を設置する投資計画などで協力を進める方針と伝えられている。31日付経済日報が報じた。
観測によると、モノのインターネット(IoT)分野での展開を積極化する鴻海は、特にインダストリアルIoT(IIoT)関連の技術発展が必要との認識を持っており、同分野の米国最大手、ロックウェルと提携することで同国にスマート製造のエコシステム(生態系)を構築したい考えとされる。
また鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、今回の提携に当たり、「電子製造業の経営効率向上が期待でき、スマート製造および『中国製造2025(メード・イン・チャイナ2025)』(中国の製造業アップグレード計画)を実現させる」との声明を発表しており、今後、鴻海は提携範囲を中国の生産拠点にも拡大する方針とみられる。
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