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iPhone8争奪戦、キャリア3社に旧機種押し付けか


ニュース 電子 作成日:2017年7月31日_記事番号:T00071969

iPhone8争奪戦、キャリア3社に旧機種押し付けか

 市場観測によると、通信キャリア大手3社はアップルのスマートフォン次期機種「iPhone8」の第1弾出荷時に在庫を確保できる代わりとして、アップルが2015年に発売したiPhone6、iPhone6s計20万台の購入を強制されたようだ。同数量は台湾市場におけるiPhoneシリーズの約半年分の販売台数に相当する。31日付工商時報が報じた。

 中華電信と遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)はiPhone6s約10万台、台湾大哥大(台湾モバイル)はiPhone6約10万台の購入を強制されたもようだ。観測に対して通信キャリア関係者は、iPhone8の在庫を確保するため、アップルの要求をのむしかないと話した。

 アップルは3社に対するiPhone6、iPhone6sの販売価格を100米ドル引き下げたとみられ、3社が最近、両機種のキャンペーンを大々的に展開している主な理由とされる。

 iPhone8をめぐっては、モルガン・スタンレーは9月中に発売するものの、出荷予測は200万台と、従来予測の900万台から引き下げ、10月末~11月初旬に量産が軌道に乗ると予測している。台湾では早ければ9月末~10月初めに発売されるとの観測も浮上しているが、第1弾出荷時に深刻な品不足が起きるのはほぼ確実とみられる。